学部時代と違う専攻の大学院へ進学した私がした4つの方法

大学院に通っていると、稀に「大学院で大学とは別の専攻の研究をしたいのですが、大丈夫なんですか」と質問を受けることがあります。

結論から言うと可能です。

もちろん研究室やコースによっては学部時代の専攻を求められる場合がありますので、その場合は難しいかもしれないです。しかし、別分野でおっけーというコースや研究室はたくさんありますので、そこでは十分可能です。

今でこそこのブログでえらそうに心理学のことを語っていますが、イギリスの大学院に来る前、都内の大学に通っていた頃の専攻は「言語学」でした。

なので、筆者は学部時代:「言語学」→ 大学院:「心理学」といった風に専攻を変更した経験があります。

大学院進学にあたってその経験談があまり無くて少し困った記憶があったので、「大学院から違う専攻をやってみたいなー」と思っている方向けに、私がしたことを少し書き記しておきます。

とにかく独学する

これができない、苦痛であると大学院はただのこの世の地獄と化します。特に文系だととんでもない量を読まされますので「学部卒の就職と比べて経済的損失がでかい」、「文系だと就職が不利になる」、「いい年して学生してると親戚に白い目で見られる(笑)」等々のデメリットも正直わりとある大学院進学はおすすめできません。

とにかく専門書から一般向けの本まで、ありとあらゆる読みまくりました。その当時のバイト代は7割くらい書籍代に消えていた気がします笑

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その中でもおすすめなのが、「自分の専攻したい分野の先生に最近のおすすめの書籍を聞いてみること」です。

その分野の知識が身につくことはもちろん、その分野の最新の研究とかもわかったりするのでオススメです。

自分の大学に所属している自分のしたい分野の先生のところに聞きに行くか、研究室訪問をした時に先生やそこの学生に聞いてみましょう。

自分のしたい専攻に関連する授業を取りまくる

自分の専攻したい分野の授業は単位にならなくても潜り込んだり、その先生のオフィスに通いつめるようにしてみましょう。

筆者は大学4年の5月から6月くらいに本格的に大学院進学を決めたのですが、それ以前から心理学には興味を持ち出していたので、学部3年の初めから心理学の授業を受講したり、潜り込んだりしていました。

ですが、そのころは「心理学に漠然と興味があるかも」という状態だったので、心理学の授業をたくさん取ってみることで、心理学でもこの分野に興味があるというものがはっきりと見えるようになりました。

大学院進学では自分の興味のある分野をはっきりとさせる必要があるので、はっきりと決まっていない方にはオススメです。

また、授業に参加したり、先生のオフィスに通いつめたりすると、その先生から特別なオファーみたいなのがかかることがあります。

筆者は「どこどこで講演やるから来てみない?」みたいな感じで授業外で声がかかったことがあります。

授業に参加してみることは絶対ですが、その授業の先生のオフィスに通いつめるくらいするとよりより良いかもしれません。

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資格等の形で示す

鬼のように勉強してても、「こんなに本読みまくりました!こんなに先生のところに行きました!」とあんまり大学院の審査官には響きません。

ですので、何か形で示す必要があります。

国内の大学院であれば、大学院入試というはっきりとした指標がありますので、それで結果を出せるように努力をして行きましょう。逆に言えば、それさえ突破してしまえば大学時代の専攻は問わない研究室は多いと感じます。

しかし、海外の大学院は大学院入試がありません。「Personal statement(研究計画書+志望理由書みたいなエッセー)、学部時代の成績(GPA)、志望分野専攻の指導教員の推薦書、CV(履歴書)」でたいがいの結果が決まります。

それでも、数字が全てなので、何かしらの結果を出している必要があります。なので、単に「独学で勉強しました」事実というだけでは当然ダメです。

実学の分野ならなんか実際に作ってみたり、行動してみるのもいいです。国際関係学専攻している友人は模擬国連なんかに参加をして、その時の経験を使っていました。

どんな風に結果に出せばいい?

では実際に行動が難しい分野はどうすればいいのかというと、資格がオススメです。なるべくオフィシャルなやつを取りましょう。

私が取得した資格は「心理学検定」という心理系の資格です。

やったことある人は分かるかもしれませんが、心理統計以外は初学者にとっても特段鬼難しいというわけではないです。

ですが、一応日本心理学会諸学会というところから認定されている資格なので聞こえはいいので、大学側には信頼されます。実際これがあったおかげで、「学部では心理学を専攻していてください」と言っているイギリスのいくつかの大学から審査はしていただけました(落ちたところもありますが笑)。

自分の専攻したい分野の資格は何かしらあるかと思いますので、調べてみましょう。

もし直接関係しているのが無かったら、その隣接分野のものでも大丈夫です。

少し弱くはなってしまうかと思いますが、「近い分野のこの知識はあります→研究したい分野の研究にこう応用できます」といったふうな書き方が出来るかと思いますので、全くないよりはマシです。

なんとかして、独学の成果を大学院入試、履歴書に結果として残せるように努力をしていきましょう。

国内他大学の研究室訪問をする

国内の大学院に進学するときは問答無用の必須です。研究計画書とかを提出しなくてはいけませんからね。

海外の大学院に進学する場合も、専攻したい研究分野をやっている研究室には他大学だとしても絶対行っていっておいた方がいいです。その理由として以下のものがあります。

  1. その分野で大学院でやれるほどの興味があるのかを確認できる。
  2. そこの学生とのコネクションができる。

「他大学の研究室なんか緊張する」と思うこともあるかもしれません。しかし、他大学からの研究室訪問は割と慣れている研究室が多いです。

筆者も全然話したこともない他大学の研究室に行きましたが、「あ、また他大生来たのね」みたいな感じでそんなに特別扱いはされませんでした。なので、堂々と申し込んで行ってみましょう。

そこのドクターの学生の方と連絡先を交換することもできました。

海外行くとかでこんな風にメリットしかないので、ぜひいっておきましょう。

まとめ

大学院は研究をする場所ですので、課題とかもある程度の新規性が求められることが多いです。

なので、「その分野の知識を身につけること」を主とした学部時代よりも思考力等や分野の専門知識とかは確実に身につきます。

そんな感じで、大学院には学部にはない良さがあるので、学部時代の専攻が違くても大学院に進みたいと考えている方の手助けになれば幸いです!

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