優しい生きづらい人が少しでも生きやすくなる方法

前回の続きの記事となりますので、まだ読んでいない方は是非読んでみてください!↓

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前回の記事では、優しい人には、人に攻撃されまいと、自己防衛の手段として人に優しくしている人(タイプA)、優しいことをすること=楽しいなので優しいことをする人(タイプB)の二つのタイプがいると解説をしました。

どうしても生きづらくなってしまうタイプAの方が、どのようにして少しでも生きやすくなるのか、自分でできる方法をまとめてみました。

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あなたを生きづらくしている自動思考

世の中には、悪いことがあってもポジティブにいられる人とそうでない人がいます。「優しくて生きづらい人」はだいたい後者だと思います。

それが顕著に現れるのは、人に批判されたり怒られたりしたときです。

ポジティブな人は、数日したらけろっと立ち直っていたりします。ですが、「優しい生きづらい」人はずるずると引きずってしまいます。極端な例ですが筆者は数年単位で引きずります笑

この違いはどこからくるのでしょうか?

臨床心理学は、それの理由を「自動思考」だと考えています

自動思考とは出来事を解釈するその人の考え方のフィルターのようなものです。

さっきの例で考えてみると。

ポジティブな人

  • (出来事) 人に怒られた→(自動思考)基本的に人は信頼できる
    →(感情)まああの人に嫌われたところで、自分には友達もいるしいいや

優しくて生きづらい人

  • (出来事)人に怒られた→(自動思考)基本的に人は信頼できない→(感情)やっぱり他の人はみんな信頼できないもんなんだ。

なんて感じで、同じ出来事でも自動思考のせいで全然違う感情が出てきてしまいます。なので、この自動思考に対してアプローチをかけていくのが有効です。

自分に対しての記者になろう

自動思考にアプローチをかけていきたいのですが、この「自動思考」の厄介なところは、無意識化にあることです。なので、まずそれを意識上にもっていく作業が必要です。

そのためには、嫌な感情が湧き出た状況のメモし、なんでそれが嫌だったのかを自分に徹底的に問いかけることが必要です。

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例えば筆者の場合は、前に何かの人の約束に遅刻したときにとんでもない自己嫌悪に陥ったことがありました。

なんで落ち込んだのかを自分自身に徹底的にインタビューした結果、「人に迷惑をかけるやつは価値のないやつだ」という自動思考があることに気づきました。

  • (出来事)約束に遅刻した→(自動思考)人に迷惑をかけるやつ→(感情)やっぱり自分はダメなやつなんだ。

論理的に考えたら、人生で一度も人に迷惑を全くかけずに生きている聖人のような人は存在しません。なので、自分の自動思考に少しクセがあることが分かります。

こんな風に、何か嫌な気持ちになった出来事があったらそれを書き出し、なんでその感情が出てきたのかを自分自身にインタビューする記者になりましょう。

こうすることで、また似たような経験をしたら「あ、こんなクセのある自動思考をしているからこんなに嫌な気持ちになっているな」と気づき、それを修正することを積み重ねていくことができます。

自己主張のトレーニングをしていく

まずタイプAの優しい人の多くの考え方として、「人に意見を言うと嫌われ、自分を攻撃してくるかもしれない」ということを無意識に信じてしまっています。さっきの自動思考とも関連していますね。

これは感情を抜きにして、論理的に考えたら少し違っています。

大概の人は自分の人生に忙しいので、あまりあなたの言うことは良い意味でも気にしていません。

むしろ、もしかしたらあなたの言うことで新たな気づきを得られる人もいるかもしれません

ですが、イエスマンになっていたら、「気にされない人」で終わってしまい、他人に対して気づきも与えるチャンスもなく、自分も生きづらいという誰にもメリットがない状態になってしまいます。

確かに意見を言われたら頭ごなしに怒るような人間はいますが、そういう頭の固い人は放っておいても構いません。

関わってもあなたにとってあんまりメリットはないので、嫌われたら「あっちから逃げていってくれたやったぜ」と思うくらいの気持ちでいましょう笑

優しくて生きづらい人は、無意識に信じてしまっている「人に意見を言うと嫌われ、自分を攻撃してくるかもしれない」という考え方を修正していくために、「自分の意見を主張し、相手に認められる」経験を積み重ねることが必要になります。

少しずつ主張の練習をしていく

とはいえ、いきなり急に主張をしろといってもしんどいと思います。

それを克服するコツとしては、段階を踏んでやっていくことです。

まず自分が一番不安を感じるような状況(克服したいこと)をゴールとして設定しましょう。

特にそれは自己主張が絡むようなものだとより良いです。

そして、それに関連した小さな不安を感じることから、少しずつ階段を登るように克服していきましょう。

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例えば、「授業中や会議中に意見を述べること」が苦手な場合、それを克服することをゴールとして、それを分解して行動をして生きます。

  • 不安度マックス: 自主的に意見を述べること
    不安度中: 指名されたら発言すること
    不安度小:隣の人と話すこと
    不安度なし: 黙る。

「不安度なし」の状態から、「不安度小」のことにチャレンジ、それができたら小から中へと、段階的にやっていくことで、自分の頭の中にある「意見を言うこと=嫌われること」という潜在的な考えを経験的に消していくのです。

この方法を心理学では、系統的脱感作(systematical desensitization)なんて言ったりします。

「不安度小」のことから段階的に克服していくことにより、生きづらさの根幹の原因でもある「周りの人が攻撃してくる不安」を消すことができます。

ぜひ試してみてください!

まとめ

いくつか方法を紹介しましたが、これらの方法はとても時間がかかります。

時間がかかるとは、数日だとか数週間といった話ではなく、人によっては何年もかかる方法でもあります。

筆者もカウンセリングも受けながら、2年ほど意識してやっていますが、それでようやく結果が出てきたかもしれないといった実感です。

考えてみれば、何十年も自分の根底にあった考え方を修正するので、時間がかからないわけがありません。

ですが、少しずつ積み重ねていくことで「生きづらさ」は解消できるものでもありますので、やっていく価値はあります

「優しくて生きづらい」と感じている方は少しでも試してみてはいかがでしょうか?(^ ^)

ここまで読んでいただいた方はありがとうございました!

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