毒親に仕返しをする前に、自分でまず出来ること【体験談から解説】

「毒親が憎くてしょうがない」
「毒親と絶縁したい」
「毒親と距離を取りたい」

自分の親が毒親かもしれないと気づいた時って本当に辛いですよね。自分の
怒りに湧いて、仕返しをしたくなることもとてもわかります。

筆者も親をとても憎んでいた時期があり、怒りに燃えていた時期があります

このような怒りは親に直接伝えるべきと言う考え方もあります。

「今までされてきたことが嫌だったと伝える」、「手紙を書く」、「絶縁」といった方法ですね。

最悪の毒親のケースを除き、これは全員にお勧めできる方法ではありません。

ですが、本当に仕返しをしてしまうと、こちら側としてもかなりの心理的な労力になります。

しかも親としてもかなり衝撃的で、親子関係や家族関係が修復可能なレベルであったにも関わらず、修復不可能な状態になってしまう可能性があります。

この記事を通して、毒親に直接仕返しをしなくても毒親の呪縛から少しずつ自分で抜け出していく方法を紹介したいと思います。

3分くらいで読めますので、ぜひゆっくりと読んでいってください^ ^

怒りやその他の感情を紙にぶつける

まず怒りに湧いてしまっているその感情をすべて紙に書き出しましょう。

なんでもいいです。パソコンやスマホにタイプするよりも紙の方がいいですね。なんかの裏紙でもなんでもいいので、

  • 親のせいで生きづらくなってしまった
  • あの時なんであんなことしてきたんだ。
  • なんであんな最低なことできるんだ。

等々思いつくことなんでも書いてみましょう。

誰も見ないのでどんなに汚い言葉を使っても大丈夫です笑 

気がすむまでやりましょう。

で多分一回だと怒りが収まらないと思うので、怒りが出てきたらそれをまた紙に書いていきましょう。

この方法は本当に効果があります。

筆者だけでなく、経営者やいろんな方がこの効果を推奨しています。研究でも効果がたしかあったはずです。

まずは騙されたと思って、怒りをそのまま親にぶつけてしまう前に、紙に書いていきましょう。

冷静になったら自分の思考の癖を考えてみる

自分が心理的に困っていることをリストアップ

なにかしら心理的に困っていることがあるから、親に怒りが湧いてしまっているのだと思います。

なので、とりあえず怒りを排除したら、まず毒親に仕返しをする前に、自分自身が心理的に困っていることをリストアップしてみましょう。

  • 自己価値観が低くて困っている
  • 自分の意見を言うことが出来なくて困っている

みたいな感じですね。

この時のコツは「親のせいで」ということをあまり考えずに、単純に自分が困っていることを書き出します。

まずは自分の困っていることに対処することの方が先決です。

「毒親」と言う概念を使って親を責めてしまうようなこともあるかと思いますが、もともとこの概念は自分自身が生きづらくなってしまっている考え方の原因に気づき、修正をしていくための理論です。

仕返しをしてもあまり何も生みません。

自分が実際に困ったシチュエーションがあったら、それをメモしていく

困っていることを書き出した後は、その感情が起きたシチュエーションのたびに、

  • どんなシチュエーションでそれが起きたか
  • なぜ自分でそれが起きたか
  • その日時

をメモをしていきます。
なるべく具体的に書いていきましょう。

先ほどの例で言うと

  • 自己価値観が低くて困った時
    • ○月○日:〇〇の仕事で失敗した時に必要以上に自分のことを責めてしまった。失敗=絶対ダメと考えてしまっているから?
    • ○月○日:友達と喧嘩したとき。その人に好かれたいから?
  • 自分の意見が言えなくて困った時
    • ○月○日:会議で意見が言えなかった。的外れな意見を言うのが怖いから?
    • ○月○日:友達との食事先を決めるのに、本当は嫌いな食べ物のお店なのに言えなかった。友達に嫌われたくないから?

とこんな風に、「困ったことが起きた時のシチュエーション」「自分の考えるその原因」をそれが起きるたびに忘れないうちに書いておきましょう。

ちなみにこれをやる際には、スマホのメモ帳アプリが便利ですよ!

その場ですぐに書くことが出来ますからね。

自分を客観的に見ることができるようになる

これを繰り返していると、「自分が心理的に困る」共通のシチュエーションが見えてきます。

筆者の個人的な例を出すと、

  • 何かに失敗した時に死にたくなるまで落ち込む。
  • 人から批判を受けると落ち込む

という問題点があり、「死にたくなるまで落ち込んだとき」、「人の批判を受けて落ち込んだ」時にメモを取りまくっていたら、

  • 失敗することで何か自分の将来に関わるとき
  • 人に「人格」を批判をされたとき

に死ぬほど落ち込むという具体的なところまで落とし込むことができました。

ここまで落とし込むと、「あ、この状況はこの考えが起きるな」と客観的に自分を見つめることができます。

そうすると、親への主観的な怒りに溺れ、客観性を失ってしまっている自分から、少し距離を取ることができます。

これを筆者の大学院ではDistancing(遠距離化)と言っており、筆者がイギリスでうつ病でカウンセラーさんにかかっていた時に教わった方法です。

完全に主観の観点から、少し客観的に自分のことを見る方法ですね。

ここまでいくと、前ほど怒りに震えることは比較的なくなっているはずです。

それか、怒っても少し自分の主観的な感情から距離を置くことができます。

  1. まず紙に書きなぐり、怒りを整理する
  2. 親への怒りを抜きにして、単純に自分が心理的に困っていることは何かをリストアップする。
  3. その心理的に困ることが起きるシチュエーションが起きたときにその都度メモをする

を実行してみてください!

おまけ. 片親だけに怒りが湧いている場合注意した方がいい

「母親はそこまで毒親じゃなかったけど、父親は本当に最悪だった」

といったように片親にだけ怒りを感じるケースがあります。

本当に片親だけが毒親である場合もあるので、一概には言えません。

ですが、頭に入れておいてほしい概念として、家族心理学における「連合」という概念があります。

これは、母と子供VS父といったように、二対一のような家族関係のことを言います。

片親だけに怒りが湧いている場合、自分がいい親だと思っている親の方に「連合」を組まされている危険性があります。

それを見分ける方法としては、以下の質問からおおよそわかります。

  • 片親(自分が嫌いだと思っている方)の悪口を、片親(自分がいい親だと思っている方)からよく言われた。
  • 片親(自分がいい親だと思っている方)に対して批判的な意見を言うことは出来なかった。
  • 夫婦喧嘩を小さい時によく見聞きした。

この質問が全部yesの場合は「連合」を組まされている可能性があります。

この場合、あなたの考え方は「いい親だと思っている方」の親にかなり偏ってしまっている可能性が高いです。

客観的に自分の親を見ることに心理学の知識が役に立つ

自分の観点が偏ってしまっているとなると、自分が「毒親」だと思っている親の方のことも客観的に考える必要があります

客観的に捉える上で、心理学の知識はとても役に立ちます。

以下の本のような本を読んで、自分の環境を客観的に分析してみてください。この本はとてもオススメです!

(017)母という病 (ポプラ新書)

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(051)父という病 (ポプラ新書)

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筆者は「母親はいい親、父親は毒親」と以前は考えていましたが、心理学を勉強することにより、母親を中心として家族全体で父親のことを責める家族像が分析できました。

ぜひ、上記のような本を読んで、自分の親のことについて勉強してみてはいかがでしょうか??

まとめ

いかがだったでしょうか?

「絶縁」や「連絡を断つ」といった究極の方法を取るのは本当の最終手段だと考えています。

その前に以上に書いたことを試してみる価値はありますので、ぜひやってみてくださいね(^ ^)

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