愛着理論の新理論DMMモデルとは(その3)【自分の感情を出すタイプC】

  • 愛着理論の最新研究ってどうなってんの?
  • 自分や周りの人が愛着障害で、愛着のことをもっと知りたい!

といった方向けの記事になります。

【今回の記事内容】

  • 自分の感情を表に出すタイプCについて、解説をしていきます。
  • その具体例も解説していきます

前回の記事では、これとは対照的な「自分を抑える」タイプAについて解説をしました。↓

今回の記事では、タイプAとは逆のタイプCについて解説をしていきます。

5分ほどで読み終わるので、ゆっくりと読んでいってください!

「自分の感情を見せる」タイプC

タイプCは安定型タイプBとサイコパスタイプA/Cの間にあります。時計の針でいうと、1時から5時の間にあるタイプです。

引用:https://www.patcrittenden.com/include/dmm_model.htm

このタイプC1-8の全体的な特徴として、以下のようなものがあります。

  • 相手の求めていることよりも、自分の考えを優先する
  • 自分の感情を表に出す。

タイプAと同じく、様々な理由はありますが、このタイプは幼少期に「騒ぎ立てないと親が反応してくれなかった」タイプが多いです。

以下に細かくそのタイプを解説していきます。

C1-2:「少しだけ自己主張強めのタイプ」

このタイプには、

  • 少し自己主張が強い(我が強い)
  • 自分の感情を抑えるのが苦手
  • 他の人との親密な交流は楽しめる

といった特徴があります。

タイプA1-2と同じく、タイプB(安定型)と限りなく近いので、あまり問題のないタイプとされています。

ですが、タイプBに比べて少し自己主張が強めのタイプです。

C3:「怒りや批判の表現が多いタイプ」

「少し自己主張」が強いだけでは、親からの承認を得られなかった人がこのタイプに移行して来ます。

タイプAと同じく、タイプC3以降は心理的問題が起きる場合があるので、場合によっては心理的介入を検討し始めます。

このタイプの特徴といて、

  • 他人や他のことに対しての怒りや批判の姿勢を見せることが多い
  • おしゃべりな場合が多い
  • ネガティブな感情を強く語ることが多い

といった特徴があります。

あとは、笑ったりして自分の感情や批判を正当化する傾向がある場合があります。

  • マジあいつクソじゃね笑
  • まったくふざけてますよね笑

この「笑」の部分ですね。これを「exoneration(免罪)」と呼んだりして、「批判している自分を正当化する」という行為です。

このタイプは、批評家等の仕事に向いています。

名前は出しませんが、ビジネス系のYoutuberとか見ていると、よくこのタイプだろうなという方に出くわしますね笑

C4:「冷たい批判家タイプ」(従来の恐れ/回避型)

「怒り」や「批判」を見せて騒いでも親の承認を得ることができず、「すねる」ことで親の心配や気を引こうとしてきたタイプです。

このタイプの特徴として、

  • 冷たい、無感情
  • 何かに対しての批判を言うことが多い
  • ネガティブな感情を強調して話すことが多い

といった特徴があります。

このタイプは軍隊の上官、経営コンサルタント等、「感情」ではなく常に論理的かつ批判的な視点を持つような仕事に向いています

ちなみに、このタイプは「冷たい」、「無感情」といったところが共通しているので、従来の恐れ/回避型と分類されます。

ですが、DMMでは「冷たい」という理解だけではなく、「冷たくすることで周りの気を引こうとする」とするタイプと理解されています。

「冷たい」という感情をどんな風に使っているのかを理解しているのですね。

ですが、従来の恐れ/回避型は「このタイプをもっているとこうなる」といった考え方が基本的な考えです。

なので、「冷たいという感情が人との関係でどんな風に機能しているか」というところまでは見ていません。

このことから、従来の恐れ/回避型は「感情をどのように使うか」という視点が抜け落ちているとされています。

C5:「人を騙すことが多くなってくる冷たい批判家タイプ」

「すねること」、「騒ぎ立てる」ことでも親の気を引くことができなかったタイプです。

その結果として、「人を騙すこと」が始まってきます。

自分に対しての気を引くような嘘をつくしかなかったタイプです。

このタイプの特徴として、

  • クールな印象を受ける
  • 親しい関係を築くのが苦手
  • 嘘を使って人を騙すことがある。

といった特徴があります。

このタイプはタイプC3がもっと強くなったバージョンとされています。

C6: 「可哀想な自分」を嘘を使ってでも作り出すタイプ

「拗ねること」、「騒ぎ立てる」、「嘘をつく」ことでも親から自分へ気を引くことができなかった人がこのタイプに移行してきます。

このタイプの特徴として

  • 「可哀想な自分」を嘘をつかってでも演出する
  • 周りの人、環境がいかに自分にひどいことをしてきたかを強調する
  • 他人や他人のことを批判する

「自分が可哀想な状況」を嘘を使ってでも作り出すことで自分への気を引くタイプですね。

ちなみにアメリカのトランプ大統領はこのあたりのタイプではないのかと言われています。

「外国の圧迫を受けている可哀想なアメリカ」を演出し、「それに対する報復措置」を出すことで支持を得ており、非常にうまくこのタイプを使っている方ですね。

C7-C8:「他人へ報復することに囚われてしまうタイプ」

C6までのタイプがどれも使えなかった場合にこのタイプに移行してきます。

このタイプの特徴としては

  • 他人への敵意へ囚われている
  • 他人への恐怖が強い
  • 他人から攻撃されたと勘違いすることが多い

このタイプはParanoid(パラノイド)と言われれ、限りなくサイコパスに近いタイプです。

実際に他人を物理的に攻撃をしてしまうこともあります。

このタイプにとっては、「他人=怖いもの、自分を攻撃してくるもの」という認識があります。

そのため、「親しい人間関係」というものはもう存在しません。

ちなみにここまでのタイプになっている方はあまり筆者は見たことがありませんので、犯罪や身体的虐待等を犯してしまうリスクが非常に高い部類になります。

まとめ

今回の記事をまとめると、

  • C1-2: 「少しだけ自己主張が強いタイプ」
  • C3:「怒りや批判の表現が多いタイプ」
  • C4:「冷たい批判家タイプ」(恐れ-回避型)
  • C5:「人を騙すことが出てくる冷たい批判家タイプ」
  • C6: 「可哀想な自分」を嘘を使ってでも作り出すタイプ(トランプ大統領)
  • C7-8:「他人に報復することにとらわれるタイプ」

といった形になります。

3回に分けてDMM理論を超簡単に説明をしてきました。これを読んで、少しでもDMM理論について理解を深めて頂けたら幸いです!

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