文系の大学院に進むことの二つのメリット

  • 文系で大学院行ったらなんかいいことあるの?
  • 文系で大学院考えているけど進んだらどんないいことあるの?

といった疑問にお答えします。

この記事を読むことにより、文系で大学院(ここで博士前期課程(修士課程)を想定しています)に進むことのメリットがわかります。

筆者は、学部時代に大手の内々定を蹴り、イギリスの大学院(心理学系)に進学をしました。

当時は「こんなことして大丈夫なのか」と不安しかありませんでしたが、2019年9月に卒業をしました。

そんな筆者が、1年間の大学院生活(イギリスの大学院は一年です)で感じた文系の大学院に進むメリットをご紹介します。

数分で読めますので、ゆっくり読んでいってください。

その分野での圧倒的知識と研究手法が習得できる

まず当然ですが、学部生に比べて2年間(もしくは1年)多く学ぶので、その専攻分野での圧倒的知識が身につきます。

その分野に対しての熱意があるなら、これ以上の喜びはありません。

それだけでも大学院に進む意味はあるかもしれません。

しかし、それ以外にも身につけられるスキルはあります。

それが、研究手法に対する経験値です。

新たな知識を作り出す必要がある大学院

大学院では基本的に、新たな知識を作り出す必要があります。

「勉強」ではなくて「研究」をするところですね。

4年間の学部時代の大きな目的として挙げられるのが、その分野の知識を習得することです。

学部時代のゴールである卒論は正直なところ、論文っぽくなっていれば、新たな知識を作り出す必要はありません。

文系だと大体ここで大学からは去る人がほとんどなので、多くの人は「その分野の知識習得」のみで終わります。

ですが大学院となると、話が変わってきます。

知識の習得は大前提で、新たな知識を作り出すことが必要になってきます。

大学院では基本的に、新たな知識を作り出す必要があります。

「勉強」ではなくて「研究」をするところですね。

新たな知識を作り出すためには、「その分野の知識」はあることが当然で、いかに面白い考えや観点を持てるかが重要です。

これは、学部の卒論とかでもある程度求められますが、文系なら形さえ出来てれば、正直そんなに落第することはないです(鬼みたいな教授に当たったら話は別ですが笑)

新しい知識を作り出すためには当然、その分野の研究手法には慣れる必要があります。

  • 「こんな本読むの無理っしょ」
  • 「統計とか難しいわ」

とか言っていては、新たな知識を作り出すことに注力できませんからね。

文系だと例えばこんな風な研究手法があります。

  • 文献調査(系統的文献レビュー等)
  • 統計調査フィールドワーク
  • インタビュー etc

文系の大学院に進むと、その分野の知識を身につけられることばかり注目されがちですが、これらの力を養う期間が約2年間も設けられます。

このような力は社会に出ても大いに役立つスキルでもあります。

例えば、文系の大学院生が多く進むコンサルの仕事とかでは、文系調査や統計調査はとても重要なスキルになります。

このような「研究手法の実践的応用と経験」が身につくのが、文系大学院の醍醐味でもあります。

批判的思考とデータ収集能力

二つ目のメリットは、「批判的思考」と「データ収集能力」を身につけられることです。

新たな知識を作るためには、「先行研究の穴」を見つけることが必要不可欠になります。

先行研究の穴とは、今までの研究ではあまり注目されていなかったところです。

今までの研究で目をつけられていなかったということは、現状にかなり批判的な目を持つことが必要になります。

  • 「これって本当にこうなのかな」
  • 「これってみんな注目してなくない?」

といった感じで問いを立てていく必要があります。

そして、それを立証するためにデータを集める必要があります。

これらを通じ、「批判的な思考」、「仮説を立証するためのデータ収集能力」が学部生よりも強く身につきます。

Factfulnessという本が流行ったりしましたが、現在ある文献やデータから論理を展開する力はこれからの時代、とても重要なスキルになるかと思います。

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これらの力を身につけられることは、文系大学院の大きなメリットかと思います。

まとめ

これまで話したことをまとめると、文系大学院に進学することによって身につけられることは以下の通りだと思います。

  1. その分野での圧倒的知識
  2. 研究手法の経験値
  3. 批判的思考
  4. データ処理能力

筆者も学部時代には上記の能力はほとんどなかったですが、大学院に進んでからは少しは身についたように感じています。

これから大学院に進む方、検討されている方にお役に立てたら幸いです。

ここまで読んでいただいてありがとうございました!

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