留学考えてるんだけど、実際どんな苦労があるんだろ?それどうやったら防げるの?
といった疑問ありますよね。
筆者は三回留学経験があり、こういった不安はよくわかります。
留学経験は以下の通りです。
- 大学院正規留学(イギリス)
- 大学の交換留学(オーストラリア)
- 語学留学(韓国)
この経験から「特に辛かったこと二つ」、「それを防ぐためにやるべきこと三つ」を書いていきたいと思います。
これから留学に行く方のご参考になれば幸いです。
目次
苦労したこと1. とにかくお金がなかった
「留学で一番何が辛かった?」って聞かれたら、即答でこれが一番辛かったです。
もし北米やヨーロッパに留学しようとすると、めちゃくちゃお金がかかります。筆者の場合は大学院留学でしたが、約500万くらいかかってます。
その時の話はこちらから↓
それを「奨学金(貸与)+奨学金(給付)+日本でのバイト代+家族からの借金」で賄う予定でした。
ですが、もらえるはずの奨学金がなぜか一向に入金されない、やったバイトが超絶ブラックといったトラブルがありました。
結果として、1日1食になったり、精神的にかなりやられたりしました。
詳しくまとめておりますので、この経験にもし興味のある方いらっしゃいましたら、こちらのnoteも読んでみてください
ここまでじゃないにしても、留学には相当のお金がかかります。
本来の資金計画が破綻しても大丈夫なように、PlanBも見据えた資金計画が必要です。
苦労したこと2. 友達作り
二番目に苦労したことがこれです。
留学の初期は友達や話せる人がかなり少ないです。
語学留学はクラス等があるので作りやすいかもしれませんが、定期的に会うような人が作りにくい、ワーホリや大学の留学では余計に作りにくいです。
なんの知り合いや友人もいない土地、しかもろくに言葉もわからないようなところに一人で突っ込んでいくので、友人が出来やすいはずがないです。
筆者は大学院留学の際、「大学院のクラスメートは自分の親世代しかいない、自分にあったコミュニティがない」だとかの影響で、全く友人が出来ませんでした。
これから留学に行く方にやってほしいこと
渡航前にオンラインでお金稼げるようになっておくこと
マジでやっておけばよかったと後悔したことの一つです。
向こうでバイトをするとなると日本よりも大変です。
ワーホリビザとかならいいかもしれませんが、学生ビザだと就労時間が制限されてる場合があります。
その上、外国人だと働き口がローカルの人よりも圧倒的に限られるので、だいぶ辛いです。
「バイトぐらい見つかるっしょ」
みたいなノリで貯金なしで行ってしまうと、誰か資金援助してくれる、自分によほど経済力ががある以外の場合は、生活が困窮するリスクがあります。
向こうでバイトが見つからなかった場合のリスクに備え、オンラインで稼ぐスキルを身につけておくとめちゃくちゃ安心です。
具体的には、翻訳やプログラミング、ライターといった仕事があります。
CrowdWorks(クラウドワークス)といった、オンラインの仕事検索サイトでこのような仕事を探すことが出来ます。
受注経験がないと単価の高いものは受注できず、海外にいる時に困ってしまいますので、日本にいるうちから少しずつ受注しておきましょう。
こういうことを書くと「自分にはできないから。。」という意見もあるかと思います。
ですが、正直それはあんまり気にしないでも大丈夫です。
見てみるとわかりますが、英語を使う案件ならTOEIC 700〜ぐらいで受けることができる案件もちょくちょくあります。
筆者は英語模試の採点アルバイトで月1万程度稼ぐことができました。
プログラミングや英語以外の言語(中国語など)が得意な方は、もっといけるかと思います。
英語(その他の言葉)は先に使えるようになっておくこと
もしも「英語を伸ばしたい!」っていう理由で留学をするのであれば、日本である程度の英語力は身につけていきましょう。
英語力が爆上がりするためには日本国内での基礎力がついてる必要があるためです。
ぶっちゃけ海外生活するだけで英語力は伸びません。
生活しているだけでは、せいぜいどっか買い物行った時に「Can I get~」、「How are you 」ぐらいしか使いませんからね。
そんな感じなので、「海外にいけば英語できるようになる!」と意気込んでいっても、実際のところそこまで使いません。
では海外生活で何が身につくのかというと、「外国語を使うことに怖気付かなくなる」メンタルです。
簡単な会話でもたくさん使っていれば自信はつきますからね。
できるようになる人は、すでに基礎力がついてるので、海外にいってこのメンタルを身につけると、トッパーが外れたように元々持っていた英語力が爆上がりすることがあります。
元々できなかったのに、海外に行っただけで劇的に伸びた人は筆者の周りではほとんど見たことがありません。
なので、TOEICや英検、大学留学以上の方はTOEFLやIELTSの勉強を日本にいるうちから頑張りましょう。
会話力に関しては、italkiとか使うと良いかもしれません。
色々見てきましたが、一回ごとに払えたりするので、これが一番リーズナブルで使いやすいと思います。
日本人は避けない
たまに留学をすると、外国語を伸ばすために、「日本人とは関わらない!」と頑なに拒否している人がいます。
ですが、これは二つの点であまりよくない気がします。
- 日本人経由の友達と知り合えない
- 日本人から学べることもある。
少しずつ解説していきます。
日本人経由の友人と知り合えない
留学をしている際によくある友人作りのパターンとして、以下のようなパターンがあります。
友達なし→日本人の友人できる→その人経由の友達出来る→ローカルやノンネイティブの友人ができる
といった感じです。
日本人と全く交流を持たないとなると、これらの友人を得る機会を失います。
なので、せっかく会った人を自分から避けていくことはやめた方がいいかもです。
日本人から学べることもある
人と会うことによって、その人から学べることはたくさんあります。
それは留学してるから現地の人というだけではなく、日本人の人も含まれます。
しかもわざわざ海外に出てきているような日本人の人なので、学べることがある確率が高いです。
日本人を避けてしまうと、このような優秀な人と出会う機会を自分から放棄することになってしまいます。
筆者も海外にいて、こういった優秀な日本人に日本人同士の人脈を通じて会うことができた経験があります。
- 30代で会社を辞めて博士課程留学をしている人
- 国連勤務の人
- 某日系大手の幹部駐在員
もしも「英語が使えないから」といって日本人を完全に避けたりしていたら、こういった機会は完全に逃していました。
こういった機会はいつ流れ込んでくるか分かりません。
優秀な人との出会いを逃すようなもったいないことを避けるために、日本人を避けるようなことはやめた方が得策です。
まとめ
今までの内容をまとめるとこんな感じです。
-
- 経済的に困窮することを避けるために、CrowdWorks
とかを使って、どこでもお金稼げるようにしておきましょう。
- 英語は勉強しておきましょう。海外に行っただけでは伸びません。
- 日本人は避けない方がいい
- 経済的に困窮することを避けるために、CrowdWorks
例外もありますが、どこの国や地域に行くとしてもこれを頭に入れておくと良いかもしれません。
もっと聞きたいことがある場合、ぜひ遠慮なくコメント等ください。
ここまで読んでいただいてありがとうございました!