学部時代と違う専攻の大学院へ進学した私がした4つの方法

大学院で学部と別の専攻したいんだけど実際できるの?

といった疑問に答えます。

この記事を読むことにより、学部と大学院の専攻を変更する時のヒントが得られます。

筆者は海外の大学院でしたが、学部時代:「言語学」→ 大学院:「心理学」といった風に専攻を変更した経験があります。

大学院進学にあたってその経験談があまり無くて少し困った記憶があったので、「大学院から違う専攻をやってみたいなー」と思っている方向けに、私がしたことを書き記しておきます。

なお、この記事は現在在学中の学部生に向けて書いています。

【文系の方向け】大学院後の就活を考え、大学院に進む決心をつけよう

 

この記事を読んでいただいている方は理系、文系両方の方がいると思います。

そして、研究職を考えている方以外は、大学院修了後はどこかに就職することを検討しているかと思います。

まず、理系の方は就活に関しては、大丈夫な場合が多いです。

理系の技術職等だと大学院卒がわりと普通だったりするので、大学院出がネックになることはそこまでありません。

そのため、アカデミックキャリアに進むことを決心している方、理系の方はこのパートを飛ばしてください。

文系で民間就職したい方だと少し話が違ってきます。

  • 文系だからそもそも大学院行こうかも迷ってるんだよね。。就職も心配だし。。

っていう方も多いかと思います。

そのような方にお伝えしたいこととして、「文系大学院生としての就活を具体的にイメージしておく」ということです。

残酷な現実ですが、文系で大学院まで行ってしまうと、民間企業への就職を考えている場合、選択肢は少々減ります。

筆者が就活をした時は、お堅い日系老舗メーカーや中小企業へのESの通過率がかなり減ったような気がしました。

なので、就活のことを考えないで大学院に行ってしまうと、

こんなに選択肢少ないなら行かない方が良かったかな。。。

といって後から絶望してしまうかと思います。

そういったことを防ぐために、

就職エージェントとかに、あなたの専攻だとかも考慮して、事前に相談しておくのをおすすめします。

これをすることにより、大学院卒後の進路を具体的にイメージをして、多少は安心して大学院に進むことができます。

キャリアチケットは実際に使いましたが、完全無料で話聞いてくれるのでとてもおすすめです。

あとは、文系で大学院進みたい方はこの本は必読です。

人文・社会科学系大学院生のキャリアを切り拓く: <研究と就職>をつなぐ実践

新品価格
¥2,640から
(2019/11/5 11:09時点)

これは実際に就職を決めた事例とかも載っているので、わかりやすいです。

大学院進学後の進路をイメージした上で、「やっぱ大学院に行きたい!」と思う方は、ぜひ大学院に進むと良いと思います。

以下に具体的な方法を解説していきます。

とにかく独学して知識を追いつけるようにする


これは海外の大学院でも日本の大学院でも同じですね。

大学院に入ったら学部時代に専攻をしていた人たちと研究をしたり、授業を受けたりすることになります。

そのため、ギャップを埋めるためにかなり勉強をする必要があるかと思います。

筆者はとにかく専門書から一般向けの本まで、ありとあらゆる読みまくりました。その当時のバイト代は7割くらい書籍代に消えていましたね。

逆に独学するのをめんどくさいって感じてしまうと、大学院はただのこの世の地獄と化します。

特に文系だととんでもない量の書籍を読まされる上に、学部時代のキャッチアップをする必要があります。

大学院に入ってから忙殺されないよう、めっちゃ独学をしていきましょう。

このようなことを書くと、ある質問として、

実際どれをどのくらいやればいいの?どんな本を読めばいいの?

といった疑問があるかと思います。

そのような方にオススメしたいのが、「自分の専攻したい分野の先生に最近のおすすめの書籍を聞いてみること」です。

これをやることで、たくさんのメリットがあります。少し挙げてみるだけでこのくらいあります。

  1. 独学の効率があがる
  2. 最新の研究内容がわかる
  3. 人脈を作れて、思わぬチャンスが来たりする

もうやらない理由はありませんね。

筆者は会ったことのないような、同じ大学の心理学科の先生に会っていました。

自分の大学に所属している自分のしたい分野の先生のところに聞きに行くか、研究室訪問をした時に先生やそこの学生に聞いてみましょう。

自分のしたい専攻に関連する授業を取りまくる

f:id:keiraf:20190515060010j:plain

自分で独学するのはもちろんですが、やってほしいことがあります。

自分の専攻したい分野の授業は単位にならなくても潜り込んだり、その先生のオフィスに通いつめるようにしてみましょう。

一つ目のものとも被りますが、先生が覚えてくれるので、先生との人脈が作れます。

人脈が出来ると具体的にこんないいことがあります。

  1. 研究のことを聞けるので、本当に大学院でやっていきたいのかの確認ができる。
  2. 講義とかの誘いが来るかも
  3. 奨学金申し込む時の推薦者とかになってくれるかも

筆者は学部3年の初めから心理学の授業を受講したり、潜り込んだりして、興味のある分野を絞り込んだりしていました。

大学院進学では自分の興味のある分野をはっきりとさせる必要があるので、はっきりと決まっていない方にはオススメです。

また、授業に参加したり、先生のオフィスに通いつめたりすると、その先生から特別なオファーみたいなのがかかることがあります

筆者は「どこどこで講演やるから来てみない?」みたいな感じで授業外で声がかかったことがあります。

授業に参加してみることは絶対ですが、その授業の先生のオフィスに通いつめるくらいするとよりより良いかもしれません。

資格等の形で示す

とはいえ、独学をしてる組の大きな欠点となってしまうのが、

実際の大学での研究経験や勉強経験がない

ということです。

これに対しての答えの一つとして、何か形で示すことです。

国内の大学院であれば、大学院入試というはっきりとした指標がありますので、それで結果を出せるように努力をして行きましょう

逆に言えば、それさえ突破してしまえば大学時代の専攻は問わない研究室は多いと感じます。

一方、海外の大学院は大学院入試がありません

「Personal statement(研究計画書+志望理由書みたいなエッセー)、学部時代の成績(GPA)、志望分野専攻の指導教員の推薦書、CV(履歴書)」でたいがいの結果が決まります。

それでも、数字が全てなので、何かしらの結果を出している必要があります。

実学の分野ならなんか実際に作ってみたり、行動してみるのもいいですね。

国際関係学専攻している友人は模擬国連なんかに参加をして、その時の経験を使っていました。

では実際に行動が難しい分野はどうすればいいのかというと、資格がオススメです。

なるべくオフィシャルなやつを取りましょう。

私が取得した資格は「心理学検定」という心理系の資格です。

やったことある人は分かるかもしれませんが、心理統計以外は初学者にとっても特段鬼難しいというわけではないです。

ですが、一応日本心理学会諸学会というところから認定されている資格なので聞こえはいいので、大学側には信頼されます

実際これがあったおかげで、「学部では心理学を専攻していてください」と言っているイギリスのいくつかの大学から審査はしていただけました(落ちたところもありますが笑)。

自分の専攻したい分野の資格は何かしらあるかと思いますので、調べてみましょう。

もし直接関係している資格が無かったら、その隣接分野のものでも大丈夫です。

なんとかして、独学の成果を大学院入試、履歴書に結果として残せるように努力をしていきましょう。

国内他大学の研究室訪問をする

国内の大学院に進学するときは問答無用の必須です。研究計画書とかを提出しなくてはいけませんからね。

海外の大学院に進学する場合も、専攻したい研究分野をやっている研究室には他大学だとしても絶対行っていっておいた方がいいです。

その理由として以下のものがあります。

  1. その分野で大学院でやれるほどの興味があるのかを確認できる。
  2. そこの学生とのコネクションができる。

「他大学の研究室なんか緊張する」と思うこともあるかもしれません。しかし、他大学からの研究室訪問は割と慣れている研究室が多いです。

筆者も全然話したこともない他大学の研究室に行きましたが、「あ、また他大生来たのね」みたいな感じでそんなに特別扱いはされませんでした。

なので、堂々と申し込んで行ってみましょう。

そこのドクターの学生の方と連絡先を交換することもでき、専門分野の質問をいくつも聞くことができました。

海外行くとかでこんな風にメリットしかないので、ぜひいっておきましょう。

まとめ

まとめると、専攻を変えたい方にやってほしいのが以下の通りです。

  1. とにかく独学をする。独学の方法は専攻したい分野の教授に聞いてみましょう。
  2. 授業に潜りこみ、先生のオフィスに通いまくりましょう
  3. 海外の大学に行きたい方も、国内の研究室訪問はしましょう。国内の方は必須です。

学部時代の専攻が違くても大学院に進みたいと考えている方の手助けになれば幸いです!

2件のコメント

  1. 初めまして。ブログ拝見させていただきました。いくつか質問がりコメントさせていただきました。答えていただけると幸いです。地方大学3年の者なのですが大学卒業後、イギリスの大学院で臨床心理学を学びたいと思い色々とentry requirement を見ているのですが、私が見た大学は大学でbachelor degree in pscyhology を取得していること、そのdegreeがbritish psychology society に認定されていることが条件となっていました。しかし私の学部は、心理学部ではなく教育学部で、その中にある心理学コースに所属しているといった感じです。これが心理学の学位とイギリスの大学側から認定してもらえるかわからず何かわかることがあればぜひ教えていただきたいです。質問が長くなってしまいすみません。よろしくお願いいたします。

    1. コメントありがとうございます!Entry requirementについてで迷っているのですね。その件については、ぜひ出願を検討してる大学院に問い合わせてみることをお勧めします。私も似たようなEntry requirementがあり、学部時代が心理学部でなかったため、直接問い合わせてみました。その結果、そのコースの指導教官の先生に特別に考慮頂いて、選考と入学を許可されました。全く心理学とは関係ない専攻の私でさえも考慮をして頂いたので、実際に心理学のコースで受講されているなら、十分に検討してもらえる確率も高いと思いますので、ぜひ交渉をしてみて下さい。
      追記として、臨床心理学ですと実践経験が重視されるように感じましたので、そのような経験があれば、ボランティアでも小さなことでもPersonal Statementに記入をしてみると良いかもしれません。
      他にも力になれるようなことがあればお手伝いいたしますので、こちらのコメントでお知らせください。個別にメールアドレスの方に連絡をさせて頂きます。頑張ってください!

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です